BLOGスタッフブログ

2021.10.28ラギットとネオンの親和性。

先日、阪急神戸三ノ宮の駅に訪れた際、高架下のあまりの変容ぶりに驚きました。

コンコースから続く線路の北側がメインのデザインではありますが、

南側の古い商店街との境界線を、ネオン(ライン照明)のデザインで上手く処理しているなという印象でした。

 

弊社がデザインする際も多くの物件で、

周囲の環境をデザインに取り込む必要があるため、

隠しきれない配管や、無骨な部分をあえて残したり、

塗装のみで露出させることが良くあります。

その際に、新設する部分と既存を残す部分を、

段階的に馴染ませるコツとして、ネオン(またはライン照明)を使用することがあります。

 

※ネオンを用いたデザイン画像提案例

 

最近は飲み屋街や、韓国風の飲食店等でネオンが使用されている所を良く見ますが、

大きく見せるのではなく、単線やポイントで使用することで、

古くなり、味のある建物のポテンシャルを引き出すことができます。

 

インパクトが強い為、デザインはコンセプチャルになりがちですが、

無骨な部分が多い建物では、見せたくない部分の印象を消し去ることができ、

華やかで見映えのする建物になるので、お勧めします。

 

 

駒居

株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山4-10-12 VICOLO南青山
PHONE 03(6434)9987・FAX 03(6434)9986
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2021.10.21無料建物診断を実施!! [セミナー特典]

神奈川県の某所に佇むこちらの賃貸アパート。

9月25日に実施した東京見学会の参加特典で募集した、無料建物診断にご応募いただいた

あるオーナー様の物件を診断させて頂きました。

 

本物件では、入居率の低下を招くマイナスの要素を整理し、

まずはその改善案のご提案から。

・プライバシーの確保

・内見時の印象を良くする工夫

・DIYで始められること

・デザインするならテーマやスタイルのイメージ

etc…

 

当然、物件を取得されているオーナー様は、現状の改善点は把握されています。

そこで弊社からは、どんな順番で、どのように修繕していけば、より費用対効果の高い投資になるのかを

考えながら、ご提案させて頂きました。

 

写真のように、一階の掃き出し窓は敷地内通路に面しており、雨戸が開けられない状態にあります。

これでは一階住居は日の入りが悪く、内見時に良い印象を与えることができません。

 

こんな場合、『目隠しフェンスを設置することで専用庭を作る』というアイディアは誰もが持っていると思います。

 

しかし、本物件の場合は床が土の為、フェンスを建てるとなると、基礎工事から行う必要があり、

工事費が高くなることは、具体的な金額が分からずとも想像がつきます。

 

地域の家賃相場や、周辺物件の状況、現在の家賃を鑑みるに、本物件では

費用の面で、 投資するにしても採算が合わない可能性があるので、別の方法が良いかと考えられます。

 

そこで今回ご提案したのは、

①床の飛石を整理

・ホームセンター等で購入できる平板( 30cm×60cmの御影石等)に敷き直す。

※右に寄せるのも良い

・大きめの防犯砂利を敷き直す。

 

②一階採光を確保

・掃き出し窓に乳白のガラスフィルムを貼る。

※目線の高さより少し上を目安に。 グラデーションのかかったフィルムも良い

 

これにより、敷地内通路の歩く場所を建物から離し、

プライバシーを確保しつつ、一階の採光も確保することができます。

 

 

本ブログにてお伝えできることはごく僅かですが、

このように、先日より建物の無料診断を行っています。

 

無料建物診断では、現地で物件を見ながらオーナー様の悩みを直接聞けるので、

以前より具体的な問題解決を、デザインで行えるようになったと感じています。

10月23日開催の大阪見学会でも、同様に参加特典として無料建物診断を応募致しますので、

ご興味のある方はぜひご応募ください。

 

↓セミナー応募リンク

駒居

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2021.10.14東京おひとりさま

前回の東京出張の時、大阪に帰る日をずらして東京に一泊することにしました。

学生時代の友人と久しぶりに会って食事をしました。

友人は春から東京に暮らしているのですが、相変わらずの関西弁で安心しました。

 

渋谷と恵比寿の丁度中間にあるホテルに泊まりました。

『mustard hotel』

コンクリートから覗くイエローがなんとも刺激的です。

しかし客室フロアは真っっっ白!!

写真では伝わりませんが、まぶしいほどの白さ!

そして客室。

ベッドはセミダブル。

それ以外は流しと鏡だけ。

荷物置き場さえベッドの下。

風呂トイレはフロアごとに共用です。

この割り切りが潔くてとても好きです。

枕元の照明。

まさにからし色。とてもかわいい。

屋上からは東京タワーのてっぺんだけ、ちょっとだけ見えます。

 

私はよく一人旅をするのですが、一人で泊まってちょうどいいホテル、ビジネス以外だと本当に少ないです。

そんな中で今回宿泊させていただいた『mustard hotel』は6人まで泊まれる大部屋を備えながら、おひとりさま需要にもにも応える懐の広い素晴らしいホテルでした。

 

西田

 

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2021.10.1LED電球色について。

弊社がデザインを提案する際、基本的に照明はLEDの電球色を選定します。

 

弊社ではこのような暖色系のあかりの事を電球色と呼んでいます。

※ケルビン数では2400K~2700K相当

←before / after→

これは、体感的に空間に温かみを持たせることが目的であり、

他にも利点はありますが、内見時の第一印象も良くなると考えています。

 

当然、器具交換をするので相応の工事費はかかりますが、

現在、蛍光灯などで白色の照明がついている場合は、LED電球色に変更することをおすすめします。

玉替えの頻度や、消費電力も少ないので長い目で見ると、工事費に見合った結果がついてくるかもしれません。

 

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2021.9.16高価な材料、企業努力を実感。

現在デザインしている分譲マンションのエントランス部分。

金糸を織り込んだファブリックをガラスで挟んだマテリアルの使用を検討しています。

 

分譲マンションはその販売価格に相応しい空間をデザインする必要がありますが、

高級な材料を使えば良いというものではありません。

空間の中で見所となる部分に的確に使用する事で、

より良い効果を発揮できるよう十分に検討していきます。

 

材料とは常にメーカーによって様々な物が生み出されていますが、

原材料が手に入らなくなったり、生産が出来なくなったりなど、

高価な材料ほど無くなる事が多くあります。

その度に旧材料に替わる新たな材料が作られています。

我々の仕事はメーカーの企業努力によって実現されると実感します。

 

駒居

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2021.9.14ワクチン接種しました

本日、お昼の合間をぬって、やっとワクチン1回目接種してきました。

市内の大規模接種は予約どころかずっと予約枠無しなのでネットで見つけたクリニックを

スマホを使って電話ではなくオンライン予約で・・

感覚的には美容院をスマホで予約するのと同等でした。

楽でありがたい。

 

個別相談や現場監理、見学会などの機会も少なくないので

少し安心です。

 

オンライン予約といえば、外リノの個別相談やお問合せもホテルや美容室のようにあらかじめ曜日と時間を指定して

お客様に選んでいただくような形式に変えようと計画中です。

更にわかりやすく、もっと見やすいホームページを目指しています。

 

 

【追記】

早速 制作会社様と打合せ。

ラフですが良くなりそうな予感。

 

 

 

藤本

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2021.9.9新たなモビリティサービスに伴うデザインの可能性。

ふと通勤時に見つけたシェアサイクル。

昨日までは空き地だった場所が、一夜にしてシェアサイクルのスペースになっていました。

 

サービスのウェブサイトを覗いてみると、とても簡単に導入できるようで、

都心の小さな空きスペースに特化した仕組みのようです。

引用:LUUP(ループ) URL : https://luup.sc/

 

しかし、簡単に導入できるとはいえ無理やり設置すると悪目立ちしてしまい、

建物のデザイン性を損なわせる可能性もある為、設置場所を検討する際には周囲の状況も

併せて考える必要があります。

 

以前外リノでは、一階のテナントを駐輪場やバイクのガレージへ変更するデザインを行いました。

その背景には、テナントの入りや質が良くないこともありますが、

面積がちょうど良かったということも一因としてあります。

 

  

↑駐輪場デザイン事例                           ↑ガレージデザイン事例

 

テナントスペースを駐輪場やガレージにするには面積がもったいない、という物件でも、

一部をシェアサイクルとすることで、貸ガレージとシェアサイクルの導入で収益アップが狙えるかもしれません。

 

新たなサービスには新たなデザインを。

弊社では、オーナー様のビジネススタイルに則したデザインの提供を心掛けています。

物件のデザインの事なら、是非弊社にご問い合わせください。

 

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2021.9.2物件調査。谷町六丁目 老舗商社の回顧洞窟。

本日は調査という事で、正式なご依頼をいただく前に、

現場の状況やご要望をお施主様と共有する機会を頂きました。

 

今回の依頼はいわゆるオフィスコンバージョンというもので、

自社ビルの中で、倉庫として活用していた部屋をオフィスとして用途変更したいとのことでした。

 

お施主様と話していくうちにオフィスで働くスタッフが如何に快適に働けるかを考えた結果、

デザインの依頼をするに至ったということが聞け、期待に応えられるようなデザインを提案したいと強く感じました。

 

当日も現場は活気であふれていましたが、部署の違う従業員同士までもが交流の場を持てるような、

魅力的な空間をご提案できるようこれから準備を進めていきます。

 

歴史のある企業だからこその空間。

中二階に位置する内部は洞窟のように広がり、低い梁の間に所狭しとあらゆる資材が積み上げられています。

その一角に周囲の資材と同化したデスクスペース。

どこかノスタルジックなこの空間。失われるのが惜しいという気持ちが沸き上がるが時代は移ろう。

 

プランを想定するに、役所への申請等が発生する可能性があるので、まずはその確認から。

予算の兼ね合いもありますが、正式にご依頼を頂き、デザインできることを願います。

 

駒居

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