BLOGスタッフブログ

2024.4.18リモートで時短。地方も格安リノベーション

栃木県内で私が担当する3件目となる外観リノベーションの工事が始まります。

 

それぞれ別の地域でオーナー様も全く異なる物件ですが、実は3件共同じ施工会社様に工事をしていただくこととなりました。

 

出会いは1件目のオーナー様が直接依頼された施工会社様ですが、当時の応対や品質も良く

2件目、3件目の物件のオーナー様には

弊社からのご紹介という形で相見積もりの1社としてご利用いただきました。

(紹介料などは一切かかりません)

 

そして今回の物件はオーナー様のご希望もあり低予算リノベーションを実施。

デザイン提案の内容も最低限の塗装とサインと照明で最大限見映えのする提案を行いました。

 

結果、工事費のお見積りでは他社様とご紹介させていただいた会社で100万円近い差額が発生しました。

 

弊社からのデザイン料金の面でも、通常実施している着工時の打合せや工事終了時の現場監理を省略。

すべてリモートで対応とさせていただくことで監理費を削減してご依頼いただきました。

 

デザインのポイントとなる塗装の色サンプルは事前に郵送でお送りし、

LINEのビデオ通話でオフィスに居ながら、色の確認や塗分けの位置の細かな確認を行いました。

その間わずか20分ほど。

 

お相手が外リノ3件目の施工会社様というのもありますが通常行くだけでも片道4時間以上の時間と

交通費のかかる物件をこれだけ短時間で行えるのは弊社としてもメリットが多数。

 

大規模修繕や大がかりな造作を伴うリノベーションの際は現地打合せは完成度を高める為に必要だと思いますが

エントランスのみの部分リノベーションの際にはリモート監理とてもおすすめです。

 

日本全国、構造や築年数問わずデザインのみご依頼可能です。

 

藤本

株式会社インターデザイン

◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

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2023.12.3竣工検査 / 愛媛県松山市 外リノ外観リノベーション工事

本日は愛媛県松山市へ竣工検査へ。

 

コストを抑えつつ、代り映えのする物件になりました。

昨今の工事費高騰の波はとどまることはなく、外リノをご依頼いただくオーナー様の多くは、

限られた予算をどのように活用するか悩まれています。

 

外リノは、限られた範囲にしっかりとデザインを落とし込むことで、現状の問題を解決しつつ、

集客力のある建物に刷新できます。

今回の物件は特にコストパフォーマンスの良いリノベーションになったかと思います。

 

最寄り駅から物件を目指すと、物件の館銘板が見えてきます。

こちら実は館銘板ではなく、ゴミ庫です。

ゴミ庫は回収の都合から前面道路に面した目立つ位置に設置されている場合が多いです。

目立つ所に単純にゴミが集まるのは建物にとってマイナスイメージにつながるので、

ゴミを隠しつつ、逆に見せたいものへ置き換えます。

本物件はエントランスが旗竿地にあり、特に効果的に働きました。

 

規模の大きな物件ですが、形状が特殊なので小さく見えてしまっています。

今回のアクセントカラーである緑の照明を用いて、アプローチからも建物の全貌に気が付けるよう工夫しました。

 

続いてアプローチとエントランスに塗装と照明新設のデザインを行いましたが、

駐輪場には元々照明がついておらず暗い印象だったのが、とても明るく雰囲気が良くなりました。

 

エントランスホールへ進むと特に目立つのが丸看板と正面のペイントサイン。

前面道路の向かい側からも目立つアイキャッチになっています。

 

メールコーナーの雰囲気も楽しげなものとなり、入居者の生活を彩る個性を持たせました。

マンションの張り紙等は必要なものであることは理解していますが、

煩雑に貼られると汚らしく見えマナーの低下にも繋がるので、なるべくシンプルに整えたいと考えます。

今回は掲示板は撤去し、電気の操作盤のスペースを掲示板として使用できるようにデザインしました。

 

工事の品質も良く、良い物件ができたと思います。

本物件のリノベーション計画携わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

専門学校やライブハウスが近いこともあり、若い入居者層に向けてのデザインを目指した今回の計画。

詳しい代り映えは、ギャラリーをご覧ください。

 

 

駒居

株式会社インターデザイン

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2023.11.20福岡新築マンション 分科会出席

先日博多で新築マンションの現場へ。

 

まずは分科会に出席。

材料の確認や、設計の変更がデザインにどのように影響が出るかなど、状況を読み取ります。

 

分科会では、施主にとって重要視している部分の会話が飛び交うので、デザインする際の参考になります。

私たちは表層のデザインで、人々の感情を動かせるようデザインをしますが、

管理人室や盤類のレイアウトであったり、各扉の施錠はどのように行うのか等、運営目線での話は普段の視点と異なりとても勉強になりました。

 

 

現場では各フロア住戸の仕上は進んでいますが、エントランスの工事は終盤になります。

 

現在のコンクリート打放しの状態でも、シルエットが見えてきました。

 

エントランスホール

↑現場 ↓ご提案

 

エレベーターホール

↑現場 ↓ご提案

これからの進捗が非常に楽しみです。

 

駒居

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2023.11.14福岡新築マンション モデル見学

博多で新築の計画が進んでいます。

外観はまだ見えてきませんが、着々とコンクリートの打設が進んでいます。

 

平行して内装はどんどん仕上が進んでいます。

本物件の内装は、設計士様より指定頂いた仕上げ材から、カラーリング等アドバイスさせていただきました。

 

巾木やドア枠は、変更不可との事だったので、ホワイトを活かしつつ、

クロスやフローリング、扉の色やカウンター等、全体のバランスを整え、上品な設えができたかと思います。

 

本物件は施主様が自社管理する賃貸マンションですが、

分譲マンションのようにモデルルームを作成されておりました。

 

弊社の管轄ではありませんが、ミニマムなキッチンにもモデルでは備品が置かれ、

使い勝手の良さを感じられました。やはり実際に調理器具などが置かれていると生活の様子をリアルに感じられワクワクします。

 

共用部の仕上がりも楽しみです。

 

駒居

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2023.11.14日本全国行ったり来たり/栃木物件着工

本日は東京の物件完了検査へ移動中の新幹線から更新中

 

前回のブログの通り先週初めには熊本県へ外リノ新築の打合せへ

 

週末には栃木県の外リノ打合せへ行ってきました。

 

以前のブログでもご紹介した物件ですが

現状は正直かなりボロボロの学生マンションです。

近くの大学の女子専用学生寮なのですが外観からはそれは感じません。

 

 

次に現地に訪れるのは工事完了後の来年2月、3月ごろ

また外リノと同時に空き部屋のリノベーションを行い、在学生のお引越しと卒業生のお部屋のリノベーションをローテーションで行う予定です。

 

施主様にもご協力いただきながらイメージに合う塗装色も選定しました。

 

華やかキャンパスライフの思い出になるような学生寮に生まれ変われば良いなという想いも込めました。

 

熊本に栃木に東京に長距離移動の日々。

 

外リノは日本全国 デザインのご依頼を受付しています。

 

藤本

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2023.11.7オンリーワンの物件へ/熊本県新築物件着工

本日は朝から新幹線で熊本へ

 

管理会社が持つ大きな土地に仕様がほぼ同等の6棟のマンションが建ちオーナー様はそれぞれ別という中でうち1棟のオーナー様からご依頼いただいた珍しい条件の新築プロジェクトです。

1棟目から6棟目までの竣工・引き渡しまでのタイムラグはわずか3ヶ月。竣工後いわば周りは全てライバル物件となる中でオーナー様からは少しでも客づけをよくし、入居者にも長く住んでもらいたいという思いで今回外リノをご発注いただきました。

今日は初回の着工打ち合わせということで関係者様との初めての顔合わせと重要な外壁の色決め、塗り分けの位置確認をオーナー様、施工会社の皆様としてきました。

外壁のベース色となるブラウン1つとっても

塗装サンプルはこれだけ多く持参したものを見ていただきました。

色味が違えば仕上がりのイメージも大きく異なりますので

候補となる色を見ていただきながらデザインのおすすめ色をオーナー様へご説明していきます。

 

色が決まれば塗り分け位置の確認となりますが、梁や壁の凹凸など細かくあるので塗り分け位置を一つずつ確認していきます。

既存の建物のリノベーションの場合と異なり新築の場合にはデザインご依頼時と形状の異なる箇所があったり消防や電気、排水関係の設備が後付けされたりと仕上がりの条件を想定していきながらの色の確認となるのでしっかり時間がかかりました。

帰路オーナー様からはこれだけ細かく指示検討していただけるのであればデザイン料払う価値がありますよねと嬉しいお言葉もいただきました。

とはいえ、現場の工事はまだまだこれから

デザイン通りの仕上がりになるようデザイン監理が始まります。

 

 

藤本

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2023.9.20ちょっとしたこと。

現在、大阪市にて外リノ施工中の物件。

前回現場にて着工打合せを施工業者様と打合せを行い、

塗装色の指定や塗分けの指示をさせていただきました。

 

その後はサインの細かな調整を含め、指示書を作成したりといった作業を行っています。

また、現場には写真を週に1回のペースでいただくようにしており、

塗分けの相違確認や進捗確認も兼ねてお願いしています。

 

ついこの間現場から写真をいただいた際に、塗分けが異なる箇所がありました。

各階の窓下枠から目地(赤丸部)までの部分を黒く塗装する予定でしたが、白に塗装されています。

(足場で見えにくいですが…)

隣の黒に塗装された面(青枠部)は塗装の見切りが既存パネル目地となるので、その高さと揃えたいという意図です。

 

現場に連絡し塗り直していただいたのがこちら。

窓下の部分も黒で塗装することによって、横のラインが強調されたデザインとなり綺麗に見えます。

 

ちょっとしたことですがこういう塗分けで出来上がりの良さが変わります。

今回で写真を定期的にいただくことの大事さを再確認しました。

上記は一部ですが、それも含め”外リノ”は最後まで物件の管理をさせていただきます。

 

まだエントランス等もこれからなので良いものが出来上がるよう頑張ります。

 

前回記事はこちらより↓↓↓

着工打合せ / 大阪府大阪市

 

 

鳴瀬

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2023.9.13提案までして終わりじゃない

先週末は神戸で外リノの見学会を行いました。

現地での様子は見学会レポートを是非ご覧ください。

 

外リノのイベントをすると必ずといっていいほど聞かれるのが

「デザイン案はいくつ作ってもらえますか」というご質問。

 

解答としては「 1つのコンセプトを基にいくつかのデザインを提案しています。」

ですのでカラーリングの違いや、床をやり替えた場合と既存ままの場合のイメージの違い

などのイメージをわかりやすくご提案させていただいています。

初回の提案で納得がいかなかった場合にも再度ご要望をお聞きしながら

ご納得がいくまでご提案させていただいています。

 

1つのコンセプトを基にというのがポイント。

事前にご要望をお伺いしながら大まかな方向性のみは初回の提案までに決めさせていただくので

最初の打合せと180度方向性の異なるデザインが見たいとなると別途追加料金をいただく場合があります。

個別相談である程度の方向性は一緒に決めていきますが、ご夫婦や会社スタッフ同士で希望内容が全く違うなどの場合には注意が必要です。

 

またせっかく承認いただいて見積まで進んだのに思ったより工事の見積が思ったより高かった…というのも少なくないケースですが。

このような場合にはデザインのベースを残しながら意匠的な優先順位をつけて再度減額案のご提案もしています。

ここでの優先順位がとても大事です。単純に項目ごと無くしていってしまうとデザインのバランスが崩れていく一方ですので

素材を変えたり、あるいは類似品の中からグレードを下げたり物件毎に調整しています。

 

 

こちらの物件では見積書のチェックと同時にダイノックシート貼りと植栽工事を中止とした場合のバーチャル画像をご用意させていただきました。

減額の検討段階からオーナー様も施工会社様にも減額の内容が直感的にわかるので事前にイメージを共有することで単純なミスや実際できあがった時の嫌なギャップ

が極力ないようにしています。この段階では金額もわかるのであと〇〇万円でこの仕上がりになるけど予算的にどうしようかというオーナー様の検討材料にもなります。

 

中には金額を半分近くしたいとうご要望をいただくこともありますがその場合も優先順位をつけて

極力デザイン性を保つよう調整したデザインをご提案させていただいています。

 

無事工事契約までデザインを繰り返し、工事が始まればデザイン通りできているか日々のデザイン監理を経て

ようやく物件の完成です。

 

提案までして終わりじゃないのが外リノです。

 

藤本

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