BLOGスタッフブログ
2023.9.1名古屋に外リノ新築竣工

以前より何度かブログでもご紹介してきた名古屋の外リノ新築物件
途中プラン変更やVEによる仕様変更なども経て、この度無事完成しました。
デザイン提案としてマテリアルの選定や照明計画はもちろんですが
外リノ新築のデザイン監理って他にどんなことをしてくれるの?と思われる方もいると思うので
今日はこの物件で工事中、最後に指摘してお願いした是正箇所を2カ所ご紹介。
1つ目はこの火災報知器の総合盤。
竣工前検査の時は既製品の白色だった為悪目立ちしていたので
プレートの塗装をお願いしました。
比べてみるとその差は一目瞭然。


ミラー越しにも写ってしまうので既製品のままでは残念な仕上がりになってしまうところでしたが
塗装していただいたことで違和感の少ない仕上がりになっています。
2つ目は遠くからや見上げのアングルで少し見えて目立ってしまっていた
バルコニー面のエアコン化粧カバーも外壁と同じ色で塗装していただいてこの通り。

このように2つは一例ですが、オーナー様が気付かなかったり
指摘しずらいようなポイントも外リノがデザイン監理をするときには
気になるところはどんどん指摘しています。
細かな事もお願いするので施工会社様からは煙たがられることも少なくありませんが、
こちらの現場は設計・施工会社様も協力的で要望にも応えていただけたので
より完成度の高い物件になったのではないでしょうか。
引き渡し後に連絡した際も「いいものができました。ありがとうございました」と最後まで気持ちの良い施工会社様でした。
オーナー様にも 「2棟目の際は是非またお願いします」と言っていただけて
また1つ無事物件を終えた達成感を感じました。
肝心なデザイン部分は早速スタッフがギャラリーも更新してくれているので是非ご覧ください。

最後に直近のイベント情報です。
「外リノ」のこだわりが詰まった民泊がいよいよオープンします。
自社物件だからこそ、試行錯誤を繰り返しデザイン性を取り入れつつ ローコストを目標に進めたプロジェクト
来週末には一足先に完成見学会を行います。他にも外リノ・外リノ新築をいくつか見学予定です。
この機会に外リノのこだわりを是非体感してください。
残席僅かです。
藤本
株式会社インターデザイン
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
カテゴリ:デザイン,作業,新着情報・トピックス,ブログ,現場監理,竣工検査,デザイン監理,フロムオフィス
2023.8.10どの位置がいいのか。

外リノでは切文字やペイントサインなどで実際のサイズや位置を社内にて検討していますが、
今回はもう一つの分譲マンションにおけるサイン位置の検討。
こちらはデザイン提案してから約1年経った物件。
当初のご提案でも配置やざっくりしたサイズのご提案はしていましたが、
現場が始まるにつれ細かい内容も決めていく時期となります。
現場を想定して実際に実寸で何パターンか打ち出して確認していきます。

入居者目線だとこの位置でいいのか。
サイズやフォントもこれでいいのか。
納まりや仕様は問題ないか。
諸々考慮して決めていきます。
他物件では切文字サインを天井から吊下げるパターンもありましたので、
その際は実際に2.6mの高さに設置して検討もしました。
やることは外リノと同じですが、マンションの顔ともなるので気は抜けません。
どういった見せ方がカッコイイのか。日々検討あるのみです。
鳴瀬
株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
PHONE 03(6812)9363
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2023.8.8外リノはここまで検討する。
ハウスメーカー仕様の賃貸マンション

以前ブログにてご紹介した物件。
外観の仕様もほぼ決定。
今週は内廊下のマテリアル決めを行いました。
デザインイメージに合う不燃のクロスをかたっぱしから手配します。
ダークグレーとグレーと、タイルに色の近い木調クロス選定。

↑途中の有力案がこちら
手配していたサンプルがおおかた出そろったとき一番よかったのがこの組み合わせ。
この案のデメリットは色柄の相性を優先したため、クロスと巾木のメーカーがバラバラ。
A社のクロスにB社の巾木ではちょっと手間で割高かなという懸念がありました。
頭を抱えていたところ、遅れて到着したもう一社のサンプルがこちら…

イメージに合うものが1社で揃いました。
先程の案と比べ木調クロスが若干明るいのは気になるところですが全体のバランスや
クロスと巾木の相性はバッチリではないでしょうか。
結果、たったの3品番のクロスの選定に数社のメーカーから何十枚ものサンプルを取り寄せ検証しました。
さらっと映る巾木も実は検討の成果です。
巾木なんてどのメーカーでもだいたい一緒!なんて思っていませんか?
意外と色味が全然違います。
このようなマテリアル決定の過程も外リノが関与しない場合
通常はオーナー様がショールームで無数のカタログ帳の中から小さなカットサンプルで
それぞれ品番を決めて終わり。という流れも多いと思いますが
外リノでは極力、実物のサンプルを手配し並べて検証しています。
この手間とこだわりが完成時の見映えや完成度に大きく影響しています。
また、外リノをご依頼いただいたオーナー様の多くが外リノを頼むことで結果的に「楽」と言われるのは
このような手間のかかる作業を自分自身がせずに最後に確認だけすれば済むというところかもしれません。
当然上記の検証資料もオーナー様には共有済みです。
最近ではオーナー様だけでなくメーカー様からの直接のご相談や依頼も増えてきました。
設計事務所の自由設計の新築だけでなくハウスメーカーの規格商品でもデザインで変わり映えのする
提案は可能だと考えます。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
藤本
株式会社インターデザイン
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
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2023.5.31愛媛県松山市へ調査。 どう見える?どう見せたい?

今回の物件は愛媛県松山市。
撮影日は4月末ですが、どこか夏を感じる撮影日和でした。
有名な道後温泉へ30分程度で行けますがスケジュール的に本日はお預け。
初の松山市への調査という事もあり、街の雰囲気を肌で感じながら物件まで歩きます。
物件へ到着しましたが、最初に目に入るのがこの奥まった位置にあるエントランス。
今回のデザインは、この立地条件をどう見せるかにかかっています。

交通量の多い前面道路から、かなりセットバックした位置にエントランスが設けられているので、自転車や車での走行中に気がつく人はかなり少ないと思います。

デザインで目に留まる仕組みを作ることで、入居者にとって特別なエントランスになるようデザインしたいところです。
その結果、内見を行った際に特別感を感じてもらい、多くの方の琴線に触れ、決め手のあるデザインを目指します。
今回もオーナー様の事業予算がある程度決まっている物件。コスパの良いデザインでご期待に答えられるよう努めます。
PS.今回は飛行機の移動でした。

オーナー様の交通費支給になりますが、
外リノは全国例外なくデザインさせていただきます。
地方物件でのご依頼も是非ご相談ください。
駒居
株式会社インターデザイン
◎大阪オフィス
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2023.5.19第5回 方向性の決定、粛々と準備を。
【元町ロジウラ再生プロジェクト】

● 前回の元町ブログはこちらから→ 第4回 ロジウラの現場事情 ●
先月から順調に工事がスタートしたロジウラビル。
一方で、完成後どのようなテナントに入ってもらうのか、どのように建物を使っていくのかについて、
本プロジェクトのポイントである『コスパ・見映え・新しさ』を原点に何度も打合せを重ねておりました。

その結果見えてきたのが、『民泊』という道。
一部はテナントさんに入っていただき、残りのフロアで宿泊施設を運営する方針へと決まりました。
方向転換に伴い工事は少しだけ手を止めていただいています(工事会社様すみません、、、)
民泊運営といっても、外リノにとっては初めての試み。
関係者の皆様のご協力も得ながら、運営方法や細かな部屋の間取りなど、何度も修正を加えていきます。

想定外のハプニングや計画の変更を重ねながらも、着々と完成へと近づいてきました。

オープンに向けたさまざまな申請のために、行政との打ち合わせやリサーチも欠かせません。

このプロジェクトでは、完成した新しい建物の姿はもちろんですが、
その後の経過や運営の様子についても継続してお届けする予定です。

無事オープンできますように…!
株式会社インターデザイン
塩田
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
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2023.4.10富山への調査。 森をぬけて。

今回の外リノ物件は富山県。

都市から離れ、森を抜けた先にある面白いロケーション。

今回の物件は、賃貸マンションが並ぶ小規模な区画の最奥に位置します。
前オーナーが集客に躓き手放したところを、競売にて購入したそうです。

単身者向けの物件で、駐車場も広い本物件。
近くには大学もあり、一見需要のありそうな条件ですが、学生の大半は地元の方ということもあり、レジデンスの需要が無かったようです。

補修がかなり必要になりそうです。
オーナー様にも事業予算があるので、補修にお金がかかるの分、塗装がメインのデザインでコストを抑えます。
※工事費を抑える為に、工事項目を限定することで人口や材料費を抑えます。
これからデザイン作業を進めていきます。
今回の物件は、あえてこの場所に住みたくなるコンセプトを打ち立て、
カフェやロッジ等、ロケーションを活かしたデザインを目指します。
駒居
株式会社インターデザイン
◎大阪オフィス
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2023.3.15ブラックミラーに代わるもの?

社内にて材料の比較検討を行いました。
映り込みが綺麗なブラックミラー。
狭い空間を広く、そしてより明るく映し出すことができます。
ただいま進行中の外リノ物件で使用する予定でしたが、
オーナー様より当初提案より高価なタイルを外観に使用したいとのことで、
ブラックミラーの箇所で費用を抑えられないかとご依頼を受けました。
そこで弊社にてブラックミラーに代わるご提案をしたのがこちら。

一見ブラックミラーそのもの。
材質はアルミ樹脂複合板で、高剛性・軽量・加工性 に優れています。
今回は天井に使用するため、上向きの取付や照明との取合いを考慮すると、
上記製品は良いのではないかと。
実際にブラックミラーと比較。

左:ブラックミラー 右:アルミ樹脂複合板
ブラックミラーは奥まで綺麗に映りこみますが、
アルミ樹脂複合板は奥に行くほどぼやけて見えます。
やはりこの点に関してはブラックミラーに分がありそうです。
ただ、コストだけで見るとアルミ樹脂複合板の方が安価。

側面からの写真。
左:アルミ樹脂複合板 右:ブラックミラー
コスト、映り込み度、施工面、高級感。。
リノベーションにおいて各オーナー様の重要視する点が異なるとは思いますが、
ぜひ参考にしていただければと。
鳴瀬
株式会社インターデザイン
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2023.3.2こんなに大変だとは…

おしゃれで居心地の良い部屋を目指すため日々検討中の鳴瀬です。
今日はプライベート投稿。
生活空間に変化が欲しい今日この頃。
そう思い検索して購入したのがこちら。

コンクリート調のクッションフロアです。(右)
当初は木のタイルが貼られていましたが、あまり気に入っておらず
某インスタグラマーさんがお勧めしていたものを拝見し、
がらりと雰囲気が変わりそうだなと。
何よりセールだったのか、750円/㎡という破格のお値段!
35㎡ほど購入しそれでも26,000円。安い。
ですが題名からもある通り、このあとこんなにも大変な作業になるとは…

まずは、既存のタイルの上にマスキングテープを貼っていきます。
直接両面テープを貼ると、退去時に剥がれないことがあるそう。
約500mm間隔で格子状にペタペタ。
その後、同じくマスキングテープの上に両面テープを貼っていきます。
日々デスクワークの私には、地味に体力が奪われます。
それが終わると、クッションフロアを一旦仮で配置していきます。
どれくらいの長さで、どういう位置関係で貼るか、
この後の作業にも響いてくるため効率の良い方法を考えます。
貼り方が決まれば両面テープを剝がしつつ実際に貼っていきます。

壁際は凹凸に合わせてカッターでカット。
隣り合うシートとは目地を合わせる。
納まりは綺麗にしたいものですが、これが本当にしんどい。。
最終トータルで7~8時間ほどの時間がかかりました。
家具も何回か部屋の端に寄せたりと、体もボロボロです。。。
それから2か月ほど使用してみた感想としては、
・雰囲気が変わる!
・汚れがふき取りやすい!
・傷が目立つ…
・シートが浮いてくる…

家具の脚には傷防止の保護パッドでもつけてたら。。
テープをもっと狭い間隔で貼ればよかったのか。。
等々課題が出てきます。
今回やってみて、世の施工業者の大変さが身に沁みました。
(ほんの一部の作業だとは思いますが)
でもやっぱりDIYは楽しいですね。
気になってる方はぜひ。
鳴瀬
株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
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