BLOGスタッフブログ

2021.11.4竣工検査/ 東岸和田

以前より工事の進んでいた大阪府東岸和田市の物件の竣工検査に行ってきました。

 

細かい納まりに悪戦苦闘しつつも、細かく指示を出させていただいたことで、

施工業者様に綺麗に仕上げて頂けました。

 

今回はコロナウイルスの影響もあり、物流が滞ったため、

初期に設定していた材料の在庫確保ができない状態となりましたが、

代替品でデザイン通り仕上げることができて一安心です。

外壁に木のタイルを貼っていますが、出隅はタイルの小口が見えると美しくない為、

角材を入れてもらい、うまく処理していただきました。

 

階数表記のペイントサイン。

入居者様が何気なく停めている自転車も映えるように。

 

エントランスホールの木目調タイル。

暖色のダウンライトに照らされ、浮き上がるテクスチャ。

 

最寄りの駅からもサインや塗分けが良く見えます。

 

本日の検査で、多少修正箇所などがあった為、竣工写真の撮影は後日改めて行います。

次回、当物件をブログで取り上げる際は、夜景をご紹介したいと思います。

 

駒居

株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山4-10-12 VICOLO南青山
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〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
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カテゴリ:サイン,デザイン,ブログ,現場監理,竣工検査,塗装

2021.11.2材料チョイスで散らかるデスク

分譲マンションのマテリアル選定中。

 

今回は木調のマテリアル類を大量に検討中。

 

木とひとくくりにしても素材は様々。

天然木はもちろん、タイルやスパンドレル、シートにクロス 家具の棚板のメラミンまで

素材が違えば更に無数の色があり、柄があり、その組み合わせの総数はきっと何千、何万通り。

 

とはいえ1つの空間に複数の色柄が出てくるとおかしいので

あえてアクセントに2種類使う場合もありますが基本的には色柄を統一していく事が多いです。

選択肢の少ない素材も多く、無数の組合せのサンプルの中でも色柄の近いコーディネートのできる組合せとなるとごく僅か。

 

今回も色柄の選択肢の少ないマテリアルから順にスパンドレルのシート、フローリング、

そしてダイノックシートに最後は造作家具のメラミンの順で検討中。

 

このような作業は毎回大変でいつもデスクが散らかっていく

 

別物件のサンプルや工事中の物件の質疑なども平行してあるのでデスクも頭も整理が必要です・・・

 

 

 

藤本

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カテゴリ:デザイン,ブログ,材料チョイス

2021.11.1工事進捗状況報告-2 /東京都大田区

東京都大田区 鉄骨造4階建 賃貸マンション



現場から届いた工事進捗状況報告の写真



この物件の前回のブログでご紹介したとおり、外壁で予想外のことがありましたが



工事は無事順調に進んでいるようでなによりです(^_^)







メールボックス設置と階段の塗装及び長尺シートの施工状況も問題なさそうです!




次に、階段室内の設備盤やメーターカバー及び露出配管も全て壁又は天井と同色で



デザイン通りに綺麗に塗装されています






こちらの物件のオーナー様は、外リノ2件目ですが、



外リノのデザイン監理の仕方は、工事中の写真報告が分かり易く、



また施工会社様とのやり取りが同じタイミングでオーナー様にも届くので安心できると好評です(^_^)



現場監督様、今月末の竣工に向けてて最後までよろしくお願いいたします






前回のブログはこちらから












勝山

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カテゴリ:ブログ,現場監理

2021.11.1高級物件の条件

分譲マンション、賃貸マンションにかかわらず、集合住宅には高級物件といわれるカテゴリーが存在し、多くの場合、それは特定の地域に集中して見られる。

高級物件の明確な定義はないと思うが、地域において秀でた売値や賃料を維持していることが、分かり易いひとつの目安になるだろう。

 

分譲マンションの場合は立地と事業主によるヒエラルキーが支配的で、ほぼそれ以外の条件下で高級、高額物件になりえることは少ないが、

企画や仕様、デザイン次第では先の条件以外でも高級物件になりえることもまれにある。

手前みそだが、弊社で監修している分譲マンションにもそのような物件がいくつか…

 

賃貸マンションの場合、分譲のように財閥資本や電鉄資本など大手の参入は少なく、分譲ほどアドレスに縛られて価格が高騰するということもない。

また大手資本はプレハブ賃貸など、高級市場以外にシェアを広げているので、高級賃貸のサプライは地域ごとのローカルな資本に委ねられているように思える。

 

最近はこの高級集合住宅のデザイン依頼が少なくなく、事業主による、市場のカテゴライズと分析が進んでいること、顕著な格差消費が如実にあることを実感する。

ただそうは言っても、NYやシンガポールなどに比べ、ベーシックな賃料が低い日本では、高級賃貸において何十、何百という大型の箱が成立するわけではないので、

なおさら周辺市場に明るい地域のサプライヤーに優位性があるように思える。

 

今回渋谷で始まる新しいデザインは、地域に地盤を持ち、市場に詳しい事業主の案件。

提案のため市場を手探りながら、広域に集客できるようデザインをしているが、渋谷生活圏の富裕層に受け入れられるかがポイント。

 

今後も首都圏、関西圏、中部圏において賃料が30~50万円戸当たりを上げるレジデンスの需要は伸びるだろう。

デザインする自分たちはまず、消費者心理を紐解くことから始まり、ライフスタイルの定義に終始しながら作業を進めることになる。

 

ライフスタイルを明確にビジュアライズできれば、高級な空間はさほど難しいデザインではない。

むしろ今後は、こういった高級物件を周知する媒体がもう少し出てくれれば良いだろう。

カテゴリ:デザイン,ブログ