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2023.6.23第6回 もうひと踏ん張り
【元町ロジウラ再生プロジェクト】

今年2月から本格始動したロジウラプロジェクト、早4カ月が経ちました。

前回のブログにて、このロジウラビルを民泊にする、とお伝えしましたが、

民泊申請の手続きや具体的な調整が順調にすすみ、夏頃の民泊オープンに現実味が湧いてきました。

先日、久しぶりにロジウラ現場に足を運びましたが、外壁の塗装も完了しており、

少しずつ形になってきているのを実感します。

ちなみにこの日は、民泊の運営に関する打合せで元町を訪れていました。

既に宿泊事業を営む関係者の方々から、ターゲットとなる宿泊客や地域の魅力、

運営上のアドバイスなど、さまざまなお話しを伺いましたが、

民泊初心者の私でも具体的なイメージが次々とふくらみ、わくわくしてきます。

宿泊のコンセプトや内装、施設の名前なども決まってきています。

ということで、お部屋の中のイメージを少しだけご紹介…

         

「元町」という街の魅力や、築古物件ならではの特徴を生かした、外リノによる民泊。

一体どのように生まれ変わるのか、完成までもうひと踏ん張りです。

 

【バックナンバーはこちらから】

プロローグ 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回

 

株式会社インターデザイン

塩田

◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
PHONE 03(6812)9363
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

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2023.6.19アクセントはド派手に/名古屋外リノ新築

名古屋の中心地で建築中の外リノ新築物件。

 

先日は中間検査に行って参りました。

内装の工事はほぼ終了し残すは共用部のみとなりました。

 

 

 

 

こちらの物件では床・壁・天井のそれぞれ異なる組み合わせで

3パターンの内装デザインをご提案。

初期の提案通りすべて採用していただいています。

 

 

例えばこちらのブルーを基調としたお部屋では

ウォークスルー型のクローゼットの両壁にもド派手にアクセントクロスを。

 

別のカラーリングのお部屋ではトイレもクラシックパターンのアクセントを採用。

 

オーナー様も思わず「自分じゃ絶対選ばないクロスですね・・・けどすごく良いです」と一言。

 

ただ、派手な柄を沢山選ぶだけでは、全体のバランスが取れず難しいアクセントクロスですが

カタログで検討するだけではなく必ずサンプルを用意し建具や床材、他のクロスともバランスをみて検討しているので

全体のカラーリングには統一感があります。

 

 

アクセントをいれようと意気込んでもベージュやプレーンなアクセントだと印象にも残りづらく、

かえって白一色の方が良いという入居者にとってはマイナスポイントにもなりかねません。

ただ白いプレーンなお部屋の賃貸の物件はまわりにいくらでもあるので

周辺の物件と差別化を図る意味では是非取り入れたいアクセントクロス。

アクセントクロスに迷ったときは気持ち少し派手めのものを選ぶのもポイントです。

 

 

今回は3パターンの内装をご提案させていただきましたが三者三様に良さがあり想像以上に印象が全く異なります。

玄関からリビング空間への抜け感や、重厚感もそれぞれ異なるので同時に内見した際の印象も全然違うものになりそうです。

 

これから募集も始めるとの事でしたのでどのタイプが人気で先に埋まっていくのか、非常に興味深いですね。

 

 

 

外観も小規模で低コストながら存在感抜群。

どの建物かわかりますか?

竣工まで残り1か月ほどです。

 

 

藤本

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2023.5.31愛媛県松山市へ調査。 どう見える?どう見せたい?

今回の物件は愛媛県松山市。

撮影日は4月末ですが、どこか夏を感じる撮影日和でした。

有名な道後温泉へ30分程度で行けますがスケジュール的に本日はお預け。

 

初の松山市への調査という事もあり、街の雰囲気を肌で感じながら物件まで歩きます。

 

物件へ到着しましたが、最初に目に入るのがこの奥まった位置にあるエントランス。

今回のデザインは、この立地条件をどう見せるかにかかっています。

交通量の多い前面道路から、かなりセットバックした位置にエントランスが設けられているので、自転車や車での走行中に気がつく人はかなり少ないと思います。

デザインで目に留まる仕組みを作ることで、入居者にとって特別なエントランスになるようデザインしたいところです。
その結果、内見を行った際に特別感を感じてもらい、多くの方の琴線に触れ、決め手のあるデザインを目指します。

今回もオーナー様の事業予算がある程度決まっている物件。コスパの良いデザインでご期待に答えられるよう努めます。

 

PS.今回は飛行機の移動でした。


オーナー様の交通費支給になりますが、
外リノは全国例外なくデザインさせていただきます。

地方物件でのご依頼も是非ご相談ください。

 

駒居

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2023.5.24連日竣工撮影

工事後,外観デザイン,外観リノベーション,外観デザイン,外観エントランス,サイン

GW明けから各地で外リノ物件の竣工ラッシュで連日撮影や現場監理に出ています。

ギャラリーもいくつかの物件を追加中ですので是非ご覧ください。

 

物件の撮影にいくと、提案画像と同じアングルで撮影するのとは別で

デザインがより見映えのするアングルを探すようにしています。

 

例えば建物の陰影と、あえて2面にまたがったサインのコントラストが美しく見えるアングルがあったり、

 

 

既製品のペンダントライトと特注で色を近似色に合わせたフラットバー手摺が美しく、

ブラックミラーに映りこむ折り上げ天井など空間の広がりが魅力的だったり

 

既存のままの床ですが、本磨の大理石に内照式のサインが綺麗に映り込むアングルがあったり、

 

内部で提案していた大きなフロアサインが外部からも良く見えていたりと想定内のものもあれば

想像以上に良い効果を与えていることもあり竣工撮影で毎回あらためてデザインの力を実感します。

 

このようなこだわりは、やはり初めて内見をした際や

入居者にとっても愛される物件となる大きな要因の一つです。

オーナー様には是非自分の所有する物件を好きになってもらいたいなと日々デザインをしています。

 

6月3日に東京で開催する外リノバスツアーでは是非参加者の皆様にデザインの力や

こだわりのポイントを実感していただきたいなと思っています。

 

藤本

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2023.5.12もうすぐ完成!?

以前ご紹介した、青森県の宿泊施設のリノベーション。

⇒前回ブログはこちらより

 

3月時点ではこれから工事着手というスケジュール感でしたが、

GWが明け、オーナー様より今月中に工事の9割が完成するというご連絡がありました。

 

規模も大きいですが、なかなかのスピード感。

 

夏には青森で有名なねぶた祭もあり、

宿泊施設オープンまでにかかる諸々の費用の回収を考えると、

なるべく早く、そして稼ぎ時の夏までに竣工することが大事になってくるのかと。

オーナー様の行動の速さに感心します。

 

一部工事中の写真もいただきましたのでご紹介!

 

 

 

工事前と比べるとデザインパース通りに仕上がってきています。

床のカーペット取替や、サイン関係もここから追加されます。

サインも箇所数と種類が様々なので出来上がりが楽しみです。

 

まだ検討段階ですが、共用廊下にアートパネルもいくつか設置予定です。

設置した場合、また廊下の表情も変わりそうでSNS映えにも期待できそう。。

 

 

完成まであと少し……!!

 

 

 

 

鳴瀬

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2023.4.28やっぱり全然違いますね。

兵庫県 西宮のテナントビルの完了検査。

今回のリノベーションを期に移設した火災受信機の盤。

露出配管が既製品の色のブラウンとなっていました。

 

 

「ここの配管も壁面と同色で塗装おねがいします。」と依頼すると

 

「ブラウンですし、塗ってもあまり変わらないと思いますよ」と施工会社さん。

 

すこしめんどくさそうに、でも塗料の材料もあって職人さんもその場にいるので再度お願いすると

すぐその場で塗っていただけました。

 

 

塗装後がこちら。

 

 

 

目の前で塗装屋さんが塗るところを一緒に見ていた施工会社さんも

「やっぱり(塗ると)全然違いますね」と一言。

 

前回の中間検査では赤色グローブにある

出っ張りの白い箇所の塗装もお願いしておりました。

 ➡ 

 

かなり馴染んで気になりにくくなったのではないでしょうか。

 

このような少しの手間の積み重ねが完成度をより高めてくれます。

こちらの物件は連休明けに竣工撮影にいきます。

 

 

ギャラリーアップもお楽しみに!

 

 

藤本

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2023.4.20ご自宅もリノベーション

昨年春よりご依頼いただいているリノベーション計画。

本物件はお客様のご自宅で、1階をメインに改築したいとのご依頼。

 

まだ工事未着手ですが、今回は現在までの作業の流れをご紹介!

 

①実測調査

ご自宅ということもあり、図面もないため内装の形状を確認するすべが。。。

ということで弊社スタッフが調査のため実測調査に向かいます!

 

 

玄関、リビング、ダイニング、寝室、洗面室、、、

大変ですが、デザインに落とし込むために肝心な作業。

隅々まで計測します。

 

 

 

②図面化

そして実測資料を基に弊社にて図面に落とし込みます。

 

【手書き】

【図面化】

【現状最新図面】

 

お客様とのご要望の擦り合わせもあり、

当初から内装の形状も変わりましたが、打合せも重ね大方煮詰まってきました。

細かい形状や納まりもわかるよう、展開図・家具図も作成。

 

④パース作成

形状が大まか決まり、図面も作成したので、CGに落とし込んでデザインを入れていきます。

 

こちらも途中段階ですが、少しだけ作成パースをお見せします。

モザイクを入れていますが、デザインを入れると、想像が形になりイメージがより沸いてきますね。

 

 

④材料選定

お客様のご要望とデザインパースに沿って、材料を選定していきます。

パネルに各使用箇所の材料を貼ると、実物の素材や色味を統合して確認できます。

お客様に確認いただく際もわかりやすいです。

 

上材料は主な使用箇所ですが、この他にもキッチンやトイレ、造作関係も仕様を決めていきます。

 

 

 

 

現状の弊社での作業としてはここまでですが、

まだもう少し詰めていく箇所はあります。

 

工事も先ですが、依頼して良かったと思ってもらえるよう、

残りも進めていきたいと思います!

 

 

鳴瀬

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2023.4.18第4回 ロジウラの現場事情
【元町ロジウラ再生プロジェクト】

お久しぶりのロジウラプロジェクト。

第3回から少し時間が空きましたが、この間も、材料決めやリーシングに向けたリサーチ、

工事費削減に向けた調整など、6月の完成を目指して準備中です。

そんな元町ビルですが、ついに工事が始まり、早速現場の打合せに行って来ました。

 

『第4回 ロジウラの現場事情』

今回初めて顧客以外の物件のリノベーションに取り組む外リノ。

建物を良くしたという気持ちが強いほど、工事費や工期は増えがちに…

“コスパの良い”事業のために、高ぶる気持ちを抑え、収入増を目指すことが大切です。

また、狭い路地裏での大規模な工事、

近隣にはみ出る足場や騒音を最小限にできるデザインを考える必要もあります。

色々な外リノのこだわりをもとに、入念に現場を確認していきます。

 

築60年の老体建築ともなれば、想定内外のハプニングはつきもの。

このくらい古くなると、躯体や設備の古さ、耐久性があらわに。

それだけでなく、越境や電力の不足なども、古ビルあるあるな問題のひとつです。

敷地外でも問題がつきものなこの時代の建物。

トラブルやハプニングがある前提で前向きに、

“新しい”発想と昭和のようなおおらかさでクリアしていきたいものです。

 

さて、外壁の塗装色も決定し、着々と完成への道が見えてきた元町ロジウラビル。

 

今後も工事の経過や、ちょっとしたハプニングなどもお届けできればと思います。

 

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