BLOGスタッフブログ

2026.1.8竣工検査 / 熊本県熊本市

昨年末に熊本の物件が竣工しました。

もうすでにギャラリーはアップしているので、さっそく見たい方は以下リンク先より飛んでください!

【ギャラリー:309 LANDMARK SCENERY】

 

昨年5月より現地調査に向かい、約半年ほどで完成したので、

スケジュールもスムーズに短期間で終えることができました。

 

当初のグリーンの外観はどこか時代を感じる、よくある田舎の建築感がありましたが、

完成後は高級感のある外壁カラーリングに、中央階段のキャメルカラーが際立つ建物へと変化しました。

 

前回の着工打合せの後は、施工業者とリモートで照明配置やスポットライトの照射方向、

その他カラーリングの塗分け等々、諸々細かい部分についても詰めていきました。

今回の竣工検査でもリモートでは確認が難しい、細かい部分ですが重要な箇所について、

現場指示して納めることができました。

 

 

  

例えば入り口付近の、床長尺シートと土間コンの隙間、壁タイルとALCパネルの隙間。

壁は雨水侵入の懸念、床はゴミだまりや通行の妨げに。

ここは現地でコーキングを打ってもらい対応いただきました。

 

 

 

工事前は各階にダウンライトが一つずつと暗い階段室でした。

各所にスポットライトを設け、低めの40Wのタイプですが、

煌々と明るい階段室よりも明暗が分かれ高級感も演出してくれます。

また中のキャメルカラーやサインのホワイトが照明に反射し

より空間を明るく感じさせてくれます。

 

ここで私のお気に入りを1枚。

夜は遠くからでも階段室が照らされ、階数表記のサインがくっきりと窺えます。

こちらのサインは、階数によって配置高さを変えているので、

建物から離れて見た時にすべての数字が見えるようにしています。

なんにせよめちゃくちゃかっこよくないですか?

 

本物件はもともと全6室で空室が4室ありました。

今回のリノベーション工事中に内見に来た方々が気に入ってくださり、

竣工までに全室満室となったそうです。

オーナー様にとっても満室経営が一つの目標でもあるので、

効果を間近で感じられ、改めて外リノが与える影響も大きいと思いました。

 

 

この日はクリスマスイブ。

熊本の市街地もクリスマスマーケットで賑わっていました。

明日はこのまま東京の新規物件の現地調査に向かいます。

また次回ブログ更新しますのでお楽しみに。

 

 

株式会社インターデザイン

鳴瀬

◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

カテゴリ:サイン,デザイン,現場より,想うこと,竣工検査,塗装

2025.12.16コイズミ照明展示会レポート

先日、コイズミ照明の方々にお越しいただき、出張展示会を開催していただきました。

今回のメインは、「arkia(アーキア)」シリーズの新製品。

普段から弊社でもよく提案させていただくスポットライトなどの実機を触りながら、光の出方や微調整の方法など、

カタログだけでは分からない詳細な仕様を確認することができました。

これからのご提案に大いに役立ちそうです。

その中で、今回私が最も衝撃を受けた製品、「Tiny lumina(タイニールミナ)」について詳しくご紹介します。

1. 壁とフラットになる「12mm」の驚異的な薄さ

実物を見てまず目を奪われたのが、その「薄さ」です。 この照明は壁(石膏ボード等)に埋め込むことで、

壁面とほぼフラット(ツライチ)に収まるよう設計されています。

間接照明タイプで壁からの出幅はわずか12mm、全面発光タイプでも24mm。

一般的なブラケットライトはどうしても壁から器具がボコッと飛び出してしまいますが、これなら「器具」というよりも、

光を放つ「建材」のようにすっきりと空間に馴染みます。

2. 小さなお子様にも安心な「シリコン素材」

素材はアクリル、シリコン、メッキの3種類。中でも印象的だったのが「シリコンタイプ」です。

光の広がりが均一で美しいのはもちろん、素材自体が柔らかいため、万が一ぶつかっても怪我をしにくいというメリットがあります。

実際に保育園などでも採用されているそうで、小さなお子様がいるご家庭や、廊下の足元灯としても安心してご提案できると感じました。

3. プロのひと手間。「ゴールド」の扱い方

意匠性の高いゴールド仕上げのタイプもありましたが、実はゴールドの器具には「内部で反射した光に少し黄味が乗る」という特性があります。

そのため、シルバーなど他の色の照明と並べると、光の色味が微妙にズレてしまうことがあるのです。

解決策として教えていただいたのが、「あえて少し白い『温白色』の電球を組み合わせる」というテクニック。

これで反射光の色味を計算して調整するそうです。こうした細かな調整ができるかどうかが、空間の質を左右すると改めて勉強になりました。

4. 「時計」や「サイン」にもなる自由度

単なる照明としての機能を超えた、ユニークな活用事例も紹介されていました。

例えば、この照明を円形に12個配置して光を針のように動かす「時計」としての演出や、

光のラインで描く「客室サイン」としての利用など。

住宅の寝室のヘッドボードに組み込んで、ホテルライクな演出をするのも面白そうです。

今回の製品は、従来の「照明器具を選ぶ」という感覚から、「光そのものを壁にデザインする」という感覚に近いものでした。

ミニマルな空間や、器具の存在感を消した落ち着いた空間づくりをお考えの方には、非常に有効な選択肢になると思います。

 

株式会社インターデザイン

平岡

◎大阪オフィス
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2025.11.18AIは進歩か、脅威か。

AIは進歩か、脅威か。

そんな議論が活発になったのは、ついここ数年の話のように感じます。
その普及は著しく、今や企業もAIツールを導入することは当然という風潮。

一方で、やはり人工知能に対する懐疑的な視点は持ち続けたいところ。
特に、時間をかければかけるほど良いものができる「デザイン」の世界と、
たったの1分で0から100の完成物が提供される人工知能の世界とでは、
どうしてもジレンマが生じます。
また、デザイン過程でAIツールを取り入れてみると、分かってくることもたくさんあります。
デザイナーが意図してデザインした箇所は思うように表現されなかったり、
部分的に修正したいのに丸ごと変えられたりと、
まだまだだなと感じることもしばしば。AIは全知全能の神なんかではなく、
結局はそれを使う人の能力や思考によって結果が左右する”ツール”に過ぎないと感じます。
同じツールを使って同じパース画像をつくったとしても、
「どのような見せ方にするのか」「なぜこのデザインにしたのか」「完成品をどう使うのか」
扱う人が違えば、その画像の価値も、建物の価値も、全く異なるものになるでしょう。

外リノでも、良いツールは積極的に取り入れることで生産性をあげようと試行錯誤しています。
AIで効率化できるものと、人の手と頭で創り出せるもの、その棲み分けをうまく理解して、
よりクオリティの高いデザインをお客様へご提案していきたいと感じる日々です。

そんなことをふと、AIで議事録をまとめた後に考えていました。

————————————–

ちなみに冒頭の画像は、建築デザイナーではない私がAIで、たった30秒で作成したスケッチ。
一見、素人目線では素晴らしい画像にも見えますが、この通りに建物を建てたとして、
果たしてその物件は、収益を得ることができるでしょうか…。

 

株式会社インターデザイン

塩田

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2025.11.17最近のいろいろ。

早いもので2025年もあと1カ月と少し。

築古から新築、オフィス、テナントビル、宿泊施設、分譲マンションまで…

今年も幅広い建物のデザインのご依頼をいただいています。

とはいえ、ここ1,2年は地方の築古物件よりも都市部の新築リノベのご相談が増加したりと、

お客様の事業目的やトレンドも目まぐるしく変化していることが見受けられます。

建築コストの高騰や不動産価格の上昇など、社会情勢の影響を、

ご依頼いただく物件の特性や、お客様と話している中でもひしひしと感じる日々です。

  

そんなことを考えながら、今日も事務所では各々がデザインに没頭しています。

もちろん、ショールーム訪問や現場監理のために全国を飛び回ることも。

 

外リノは、建物の”見映え”だけでなく、そのデザインが将来にわたり、

建物と事業の価値向上につながることをオーナー様と緒に追求することを最重視しています。

どんな条件の建物であっても、どれもお客様の大切な資産。

ご所有物件でお困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問合せ

株式会社インターデザイン

塩田

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2025.9.24線路沿いに佇むレオパレス

先日、リピーターの方より外リノのご依頼をいただき千葉県千葉市に向かいました。

以前にもいくつか外リノをご依頼いただいたオーナー様で、外リノ後は大幅な賃料アップ、

高値で売却もされており、是非今回もお願いしたいということでご依頼くださいました。

 

まだこの日は夏真っ只中。日々のデスクワークを考えると、たまには外日に当たるのも良いのかと。

 

物件は、1K 20㎡ 21室 鉄骨造 築30年。

西日にさらされた外観は塗装も剥げており、空室率も15%程度…

逆にリノベーションのし甲斐があるのではと、内心ワクワクしています。

レオパレス物件というのもあり、それを払拭して若年層の入居を増やしたいとのこと。

 

オーナー様の好み、建築形状、地域の特性、新規入居者層etc…

色々考えながら120%のデザインにたどり着ければと。

線路沿いというのもアイデアの一つになりそう。

 

どのように変化を遂げるのかは今後のブログをお楽しみに。

 

 

株式会社インターデザイン

鳴瀬

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2025.9.8より快適な空間へ

 

かゑる屋では、前回のベッド改修に続き、今回は3階の階段・廊下部分の空調改善のため、新しくエアコンを設置しました。

さらに快適さを高めるため、脱衣所兼トイレにも空気が流れるように、通気口を新設しています。

この作業では、ドアに開口部を作る必要があり、丸ノコで型をくり抜くという大掛かりな工程もありました。

また、配線を通すために壁に穴をあけ、新たに電源タップを設置する作業も行っています。

こうした工事は通常、業者に依頼することが多いと思いますが、実際に自分たちの手で取り組むことで、多くの学びを得ることができました。

人に頼るだけでなく、自ら考え、手を動かし、できることを増やしていく姿勢は、これからの人生において大切だと感じます。

今回の経験を通じて、その思いを改めて実感しました。

これからもかゑる屋は、宿泊者の皆さまの目線に立ち、より快適な空間をお届けできるよう努めてまいります。

 

株式会社インターデザイン

平岡

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2025.8.19EXPO 2025 OSAKA【番外編】

先日、二度目の万博に行ってきました。今回は【番外編】として、その魅力を改めてご紹介します。

まずは、前回行けなかったサウジアラビア館へ。

サウジアラビア館は、複数の建物がパズルのように配置され、その間を縫うように巡る独特な設計になっています。

前庭にはサウジアラビア原産の植物が植えられ、待ち時間の間も楽しめる工夫がなされていました。

外壁はトラバーチン調の大判セラミックタイルで覆われており、日本にいながら

異国の街並みに入り込んだような感覚を味わえます。

館内ではサウジアラビアの伝統や文化遺産に加え、近年注目を集める未来都市計画「Neom(ネオム)」の展示も行われていました。

Neomはサウジアラビア政府が進める巨大な未来型都市開発プロジェクトで、

国の経済多角化政策「ビジョン2030」の象徴ともいえる存在となっています。

  • 場所:北西部タブーク州、紅海沿岸(ヨルダン・エジプト国境に近い地域)

  • 規模:26,500 km²(四国やアルバニアと同程度の広さ)

  • 構想:複数の都市・地区からなる「スマート・メガリージョン」

特に有名なのは「The Line」と呼ばれる線状都市で、幅200m、長さ170kmにわたる未来都市構想です。

カーボンニュートラルを前提とし、交通や生活機能を垂直方向に配置するという斬新な設計が特徴です。

 

 

2030年にはサウジアラビアの首都リヤドで万博が開催されます。

今回のサウジアラビア館の展示は、そのプレイベント的な役割も感じられました。

もし実現すれば、Neomは万博の大きな見どころの一つになるのではないかと思います。

私自身も、2030年にはぜひ現地に足を運び、この未来型都市がどのように形になっているのかを自分の目で確かめたいです。

続いて訪れたのは Better Co-Being

この日は抽選には当たらなかったものの、特別に一部のエリアだけ入場することができました。

このパビリオンは、建築ユニット SANAA(妹島和世+西沢立衛) による設計で、

巨大なキャノピー(大屋根)が印象的です。

 

その下では複数の作家によるアート作品が展示されており、鑑賞者はアートを軸に空間を巡っていきます。

キャノピーの隙間から見上げる空は、まるで一枚の絵画のように切り取られた空。

同じ空を見上げ、同じ時間を共有することに、このパビリオンのテーマ「Co-Being(共に生きる)」が

象徴されているように感じました。

スタッフから聞いた説明によれば

同じ空を共有する行為には「異なる文化的・社会的背景を持つ人々が、喜びや悲しみを含む感情を分かち合う潜在力」がある。

つまり「Co-Being」とは強制的な同質化ではなく、互いの差異を認め合いながらも“同じ空を共にする”ことに価値を見出そうとする考え方だそうです。

この思想を空間体験として形にしたのが「Better Co-Being」パビリオンであり、まさに建築とアートが融合した場だと感じました。

残念ながら全てを体験することはできませんでしたが、その一端に触れられただけでも大きな収穫でした。

これにてEXPO 2025 OSAKA【番外編】は終了ですが、これからもアートや建築に触れる機会がありましたらブログでお伝えしたいと思います。

 

株式会社インターデザイン

平岡

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2025.7.24照明の効果

先日、東京の王子にて新築賃貸マンションが竣工しました。

基本外壁は黒く重厚な雰囲気ですが、都会的でクラシックかつフォーマルな面構え。

仕上がりも良くオーナー様にも喜んでいただけた印象です。

 

 

そんな中、ここに限ってではないですが最近個人的に思うところが、「ライティング」です。

照度計算のような法に関わる部分は設計会社様や照明メーカーにお任せしますが、

意匠に関わる部分は弊社にてじっくり選定しています。

 

何をもってここに最適なのか…

限りなくベストなもの。そしてなんといっても格好よく洒落たように見せたい…

魅せ方・考え方・配置・照明本体の色・サイズ・色温度・照射角度 etc…

 

そのあたりを本物件に沿ってさらっとご紹介したいと思います。

 

まずは夜景の全体写真。室内から漏れる照明込みですごく綺麗です。

壁面のペイントサインや光文字は写真左側の電柱と被らないようこちらの配置としています。

サインなどはしっかり効果のある配置となるよう周りの状況も加味して検討しています。

 

ペイントサインを照らすスポットライトは元々壁面上部を照らすものでしたが、

冷媒管との関係上光が遮られるため、向きを変え再配置しました。

化粧モールを照らすスポットライトは、また先ほどとは異なるタイプ。

化粧モール自体に奥行きがあるので、単にスポットライトを当てるだけではタイル面まで届きません。

そのため脚の長いタイプを選定し、モールとタイルの両方を照らせるようにしています。

今回使用のタイルは釉薬で光沢があるので、より照明との相性の良さを感じます。

 

 

こちらが検討段階のCGパースと指示資料。他の部材との干渉も避けながら最適な配置に。

実際にこの配置でどう見えるのかも確認します。

 

 

次はアプローチ部分。

隣地の壁面が赤くなっているように錯覚。

実は塗装したボルドーカラーが反射してそう見えているのです。

自然と小径のアーケードのような特別感を感じさせます。

デザインを入れる前にグーグルマップで現地状況を確認し、

壁面に反射することも若干想定しながらデザインしました。

こちらは現地で確認しても出来が良く、オーナー様も喜んでおられました。

 

 

照明ひとつとっても沢山の種類がありますが、

インターデザインでは下図の様に “色温度” を特に意識して選定しています。

良く使用する色が、2700K程度の電球色。

温かみや高級感、リラックス効果も感じられる。

室内のメイン照明向きではないですが、共用部の演出には有効な色味です。

コンセプトや魅せ方によっては変えることもありますので、適材適所で使い分けています。

 

あとは最近ですと照射角度についても熟考しています。

上図はスポットライトの照射角度です。

目的によっては10°以下で細く照射したりもします。

他物件ですが、こちらも10°以下の照射角度。

光量が大きいタイプだと外壁を照らしたりサインに当てたりすることも演出として有効です。

 

 

簡単にご紹介しましたがまだまだ書き足りないですね。

弊社主催で行うリノベーション物件の見学会では、「これはどこのメーカー?どの品番?」

と聞かれることも多く、照明やタイル等、気になる方も多いのではと思います。

今後はどの物件でどの品番・メーカーを使っているのか、

分かるようなページや記事も作成しようか検討中です。

 

 

株式会社インターデザイン

鳴瀬

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