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2025.7.15EXPO 2025 OSAKA【パビリオン編?】

ひとつ前のブログで記述がありました通り、先日大阪万博へ足を運ぶ機会がありました。
前回のブログはアート編でしたがこちらは建築編というよりも、パビリオン編かもしれません。
大阪万博が開幕されてから折り返し地点となりますが、先日はかなりの猛暑で日暮れの時間まで滞在することは叶いませんでした。
少し前にも万博会場にはお邪魔していて、その際は夜をメインで楽しむことができたのでそちらも含め紹介したいと思います。
大屋根リングの前でお出迎えしてくれるミャクミャク
リングの上からは万博のパビリオンが一望できました。夜間という事もあり各国パビリオンのカラーが映えています。
この日は開幕してすぐに訪れることができたので海風でかなり涼しく、リングの上からパビリオンを幾つか眺めながら散歩をしました。
工夫して建設されているパビリオンを色々な視点で見れるのは有難いです。
ブルーオーシャン・ドームは「海の蘇生」海洋資源の持続的活用と海洋生態系の保護をテーマにしたパビリオンです。
3つのドームはそれぞれ竹、カーボン、紙といった自然素材や持続可能な素材を用いて構築されており、環境意識を反映しています。
最初のドームでは「水の循環」をテーマにした展示物。
他には、巨大な半球形のスクリーンに映し出されるCG映像を通じて、地球がプラスチックごみに覆われていく様子や、汚染によって苦しむ海洋生物の姿が巧みに描写されています。
これにより、観覧者は環境問題の深刻さとその解決への意識を促される仕掛けでした。
現在大人気のイタリアパビリオン、かなり並びましたが予約せず運よく入ることができました。
テーマは「L’Arte Rigenera la Vita(芸術が生命を再生する)」
「本物」の芸術作品にこだわり、「ファルネーゼ・アトラス」の彫刻は日本での展示は初めてだそうです。
入るとすぐ出てくるアトラスの彫刻は圧巻でした。
レオナルド・ダ・ヴィンチのコーデックス原本や、写真右側『キリストの埋葬』(普段はヴァチカン美術館展示)
かなりの数の作品が展示されており、本当に美術館にいるようで見応えがありました。
アメリカのパビリオンは「共に創出できることを想像しよう」をコンセプトに、映像をメインにキャラクターが説明してくれるシステム。
今回このブログのサムネイルでもある、話題の「月の石」1970年の大阪万博ではアポロ12号のものでしたが、今回はアポロ17号のもの。
観覧時間も少なく触れることもできないですが、神秘的で感動しました。
並んでいる最中、巨大なスクリーンで映像が流れていたり少し先に進むとjazzを生演奏&歌唱しているステージがあり、退屈することなく入場できました。
発想がオシャレですね。
アゼルバイジャンのパビリオンは「持続可能性への七つの架け橋」をコンセプトに、入口から女性を模したオブジェが回転しながら出迎え、
そのまま奥に進むと民族衣装や楽器、主要産業などを紹介していました。
他のパビリオンに比べるとコンパクトな展示会場だったので気軽に見ることができて良かったです。
他にもタイミングよく複数のパビリオンを見ることができて、万博を満喫できましたが次回の建築編に期待して、紹介はここまでにしておきます。
夜に散策するのも特別感満載です。まだ訪れたことのない人は是非。
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