BLOGスタッフブログ

2023.3.3空間の神はディティールに宿る。

という書籍を若い時に好んで読んだ。
きっと今も本棚の片隅にある、デザイナー松井雅美の著書。
確かに当時、彼の空間は細部に優れ、若い自分には神々しく感じたように記憶する。

しかし語源はミース・ファンデル・ローエ。
『神は細部(ディティール)に宿る』だと認識していたが、
ことばを遡ると、それは中世の神学者までたどり着くらしい…。

そんなことはどうでもよくて、今回、
『細部に“時間”が宿る』と、こんな建築になるといった作品が竣工してしまった。

まったく描き始めてから描き終えるまで、
自分でもエンドが見えなかったデザインの細部。
いくら描いて、いくら修正したかわからない詳細は、
画家の習作エスキースのよう。

その仕上がりは甲斐あって、神々しい。
…と自分では思う…。

クライアントと施工者さんには少しご迷惑をおかけしたかもしれないが、
商業的に成功していたなら救われる。

いずれにしても最初で最後になるだろう、神がかり詳細。

 

 

 

 

 

小寺

 

株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
PHONE 03(6812)9363
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

カテゴリ:デザイン,ブログ,現場より,想うこと

2023.3.3滋賀県は外リノの宝庫?

滋賀県 外観リノベーション

明日4日土曜日は滋賀県 伊藤工務店さん主催の勉強会にて

外リノセミナーを開催します。

 

地方だから私のマンションにデザインは必要ない・・・

と思っているオーナー様。その逆です。

 

最新事例を加えた外リノセミナー。いよいよ明日です。

 

滋賀県は外リノ物件が多数。

私が入社してすぐの物件が滋賀県だったことや担当物件も多いので

個人的に思い入れがある県の一つです。

 

いつか見学会もしたいなあ

 

 

 

藤本

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カテゴリ:デザイン,ブログ

2023.3.2開学を前に…。

5年がかりで取り組んできた横浜の大学。
今月末の開学を目前に現場は急ピッチ。

さわやかに陽が差し込む教室や廊下。
緑に包まれた図書室など、
学園の主たる施設が徐々に仕上がってきた。

あとひと月もすれば大勢の生徒さんたちがここへ通って来るだろう。
この場所で多くを学び、友情を育み、人格が形成される。

集合住宅のデザインとは異なる感慨が、ある。

 

 

 

 

小寺

 

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2023.3.1わかってたけど…

東京都北区赤羽、昨春竣工の作品『ヴェレーナグラン北赤羽フロント』。
その真横に今春竣工の作品、『ヴェレーナグラン北赤羽ザ・マークス』
が竣工したのでクライアントと見学へ。

わかってたけど、造形のクオリティはやはり見ていて飽きることがない。
当マンションの、最近のコミュニティサイトを覗くと、
購入した人たちが竣工を待ちわびている様子や、
足場のシートが外れ外観がのぞくたび喜んでいる様子が見えて面白かった。

安心してくだい!隣と同じものが出来るんですよ…。

なぜなら1棟目と2棟目は同じデザインの双子建築だから。
購入者さんもわかってるはずなんだろうけど、
やはり自分の購入した建物はキラキラした希望のまなざしで見つめてしまうもの。

1棟目のお披露目時のインパクトはとても強かったけれど、
今回2棟目の竣工もかなりインパクトがあるだろうと想像していた。
それはふたつの連続で生まれる大きな壁のスケール感や、
見上げた時のスカイライン、夜間の壮大なライトアップなど、
画からはぜったい想像できないリアルな建築の効果があるから。
すべての購入者さんたちに感じていただけると願いたい。

環八沿いの景観を、少し変化させたかもしれない…。
わかってたけど…。

 

 

小寺

 

株式会社インターデザイン

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2023.2.28ショールームにて

外リノでデザイン検討中の宿泊施設。

そちらで使用を試みているペンダントライトの実物を見にショールームへ。

場所は会社から徒歩すぐの遠藤照明様。

 

 

 

私も始めて訪れましたが、ずらりと照明が並んでいます。

 

 

今回はオーナー様が物件で使用する材料の確認のため遠くから来てくださるため、

せっかくならと思い、合わせて照明の実物もご案内させていただきました。

 

 

今回ご提案した照明はこちら。

半円のブラックで、内側はもともと暖色の色味がついている照明。

ラウンジでゆったりくつろぐスペースに馴染むデザイン。

 

 

オーナー様も吟味されています。。

 

最終的にはオーナー様と相談し、他のペンダントライトに決まりました。

実物をご確認いただくことも時に重要だと感じました。

 

 

本別件は他にも、ブラケットライトを多く使用します。

当初は費用を抑えるため、Amazonや楽天市場等の手軽に購入できるサイトにて選定していましたが、

こちらも最終的にメーカー様のブラケットライトに変更する形となりました。

 

※最終決定した照明⇓⇓⇓

 

写真左:ペンダントライト

写真右:ブラケットライト(中央のブラック)

 

 

やはり使用箇所が多くなると、個数確保とメンテナンス面での対応が大変となります。

メーカー、手軽に購入できるサイト、、、

それぞれの良さがあるため、このような場面でも弊社にご相談いただけると対応させていただきます。

 

 

 

今回私は初めての照明メーカーショールーム。

やはり意匠照明は見ていて心が躍ります。

 

いつか自分の家にも。。。

 

 

鳴瀬

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2023.2.24ロジウラの階段

インターデザイン塩田です。

あっという間に2月も中を過ぎ、少しずつですが春の気配がしてきました。

 

さて、1月から始まった『元町ロジウラ再生プロジェクト』の様子はご覧いただけていますでしょうか。

まだ見れていない!という方は下記リンクから、是非ご覧ください。

【スタッフブログにて】

プロローグ

第1回 ロジウラ会議

第2回 ロジウラ調査

第3回 ロジウラのデザインは?

 

【Instagram】

ブログだけでは伝わりきらない、現場や作業の様子を臨場感あふれる動画でご紹介しています。

 

 

私は2月に入ってから、ロジウラの建物に使用する内装の材料を決めたり、

リーシングに向けて周辺の店舗をリサーチしたり、SNSで広報をしたり。

神戸や元町という街には全く詳しくなかったのですが、徐々に愛着が湧いてきました。

 

 

ちなみに、内装に使用する予定の材料を少しだけ公開…。

ブログのトップ画像でもわかるように、建物の扉を開けると、まずこの急な階段が目に飛び込んできます。

この階段を個性としてうまく生かせるように、また、”元町の築古物件”という味のある特徴を考えて、

なるべく現代的で煌びやかすぎるものは避けたりと、材料選びだけでも学ぶことがたくさんありました。

 

また、リーシングに向けた周辺情報のリサーチをしていると、

和洋華・新旧が入り混じったお店、街並みの個性がうかがえて、

外リノのロジウラビルにはどんなテナントが入るのか、ますます楽しみになりました。

↓リーシング用のスケッチ

 

今後も、SNSやブログなどを通して、

新しい姿と用途を得るロジウラビルの動向を続々と公開していきます!

 

 

 

塩田

 

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2023.2.22大阪外リノ見学会!”撮影係のレポート”

2月19日(日)、外リノ見学会、無事に終了いたしました。

 

ご参加いただきましたオーナーの皆様、ありがとうございました。

 

今回は大阪のなかもず周辺の3物件をご紹介。

 

上記3物件は、オーナー様は違えど同じ管理会社様の物件。

ですが、デザインはまさに三者三様で面白い。

 

その見学会を含め、セミナーも行いましたのでその様子をお伝えしたいと思います!

 

 

当日は午後からのスタートで、初めの1時間は弊社社長による外リノの極意についてセミナー。

皆様食い気味で聞いてくださってます。

 

『外観リノベがお金を生む』・『不動産にデザインは不可欠』

主にこの2つについて説明に加え、過去の弊社デザイン事例とともにノウハウを伝授。

 

デザイン料、工事費、賃料の前後比、空室率についても物件ごとに説明していきます。

 

 

いちオーナー様からは、

銀行の融資を受ける際に、インターデザインのデザイン資料を持っていくと

すんなり通してくれる、と仰っていました。

弊社のデザイン資料は賃貸募集にもご活用いただけるため、過去に活用し、

すぐに空室が埋まったとの声もお聞きしています。

そういった点でもデザインは必要不可欠ですね。

 

 

セミナー終了後、見学会に移動します。

 

 

【1件目 1995年竣工 2020年外リノ RC造 4階建】

 

建物上部のサインは、遠くからでも本物件を認識させてくれます。

 

ゴミ庫のサインも”可愛い”と評判でした。

エントランス入ってすぐのロートアルミで作成したサイン。

このようなサインも含め、今回のデザイン料、各箇所にかかった費用もご説明していますので、

各オーナー様も費用面での感触をご理解いただけていました。

 

 

 

【2件目 1987年竣工 2020年外リノ S造 3階建】

 

グリーンの差し色が目を引きます。

 

気になった点については各スタッフより説明していきます。

ここでは新設したポストの側面が、デザイン上外観と合わないため、

ブラックのダイノックシートを貼っています。

 

やはりトータルでのプロポーションがデザインに大きくかかわってきます。

 

 

駐輪場の木タイルも綺麗です。

“BIKE”のサインは自転車を止めるときの位置付けでもありますが、

なんといってもかわいらしいですよね。

 

 

 

【3件目 1997年竣工 2020年外リノ RC造 7階建】

 

線路沿いにある物件。

線路の反対側からでも一際目を引く大きなサイン。

大きいサインは派手でいやらしく見えがちですが、柔らかいブルーの色味が

ホワイトの外観と絶妙にマッチしています。

 

この日は昼間ですが、夜になるとゲートの内照式照明と丸看板が光り、また違った表情を見せてくれます。

 

 

 

見学会ではパネルを用いて、外リノ前のビフォーと照らし合わせながら説明していきます。

どれだけ変わるのか、とオーナー様達も興味津々です。

 

 

簡単ではありますが、全3物件の大阪外リノ見学会はいかがだったでしょうか。

 

私も含め、実際にオーナー様の生の声が聞けると嬉しいものです。

 

外リノ見学会は、実際に物件を見ながら、デザインや素材、工期や費用などの質問を

弊社スタッフがその場でお答えできる場でもあります。

 

 

 

次回の見学会は未定ですが、

以下日程でセミナーを開催予定です!

2月25日(土) 大阪

3月4日(土) 滋賀

3月25日(土) 大阪

 

 

集客において外観リノベは内装と比べ、はるかにコスパが良いです。

集客に伸び悩んでいる、賃料を上げたい、費用も抑えたい、

そういった検討中の方、ぜひインターデザインにご連絡ください。

 

⇓⇓お問い合わせはこちらより!

お問合せ

 

鳴瀬

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2023.2.21第3回 ロジウラのデザインは?【元町ロジウラ再生プロジェクト】

ロジウラ再生プロジェクトも早いことに第3回目となりました。

図面やスケッチを作成したり、建物に使用する材料を選定したり、

リーシングに向けた会議をしたりと、コスパ・見映えの良いリノベのためにスタッフ一同奮闘中です。

 

 

さて、今回はデザインのお話。

『第3回 ロジウラのデザインは?』

建築デザインは、街並みとの共存。今回は路地裏の景観をデザインします。

 

一方で、”路地裏”という場所は、表通りからの誘導と見映えが重要。

集客できる店が2、3軒となってその路地裏が活気づきます。

では、どんな誘導、どんなデザインにする?

 

元町は異文化の街。和でもあり、洋でもあり、華でもある。

そんなことも考えながら、表現するとこんな感じに。

 

リーシング用のスケッチは、コンピューターではなく手書きにこだわります。

こんなにも印象が違う、手と機械の画。並べて見ると、その差は一目瞭然です。

 

色付けをするとさらにイメージが鮮やかになります。

作成した図面やスケッチをもって、早速リーシングのための打合せをしています。

どんな建物になるのか…ますます楽しみですね。今後の活動もお楽しみに!

 

【過去のブログはこちら】

プロローグ 第1回 第2回

 

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