建物のわずかな手がかりを個性化しようと、つぶさに観察を重ねます。
建設時より持ち合わせた水平ラインの美しさと威厳を旧帝国ホテルのそれになぞらえます。
レンガ、石材、和瓦塔を用いた旧帝国ホテルは従来の日本建築と近代欧米建築の折衷スタイルです。
今回のリノベーションではその特徴を建築上にトレースしてゆきます。
深々と壁面に刻まれる陰影は重厚なインペリアルスタイルの威厳を再生しました。

• 外観エントランス
• ホール
• 外壁カラーリング
• その他共有部