浜田山から

カテゴリ:デザインチェック


先に竣工した物件は杉並区、京王井の頭線の浜田山駅が最寄。
少し寂しい駅前を離れ、閑静な住宅街を歩くと神田川につきあたった。
このあたりの神田川は桜並木。
遊歩道が整備されていて、
春ともなると見物客で賑わうらしい。
あともう少しね。。。。

ジブンのスケッチやパースで想像はしていたけれど、
今回、浜田山のファサードはコンパクトながら造形は芸術的。
低層建築のスカイラインがメリハリのある起伏を見せて横たわり、
車寄せに面したファサードと駐車場ゲートはシンメトリーで彫りが深い。
石材と焼き付けアルミと鎧戸が複雑に組み合わさる。
贅沢な素材は贅沢なプランにこそ映えると云う典型。

平面や機能から追い出した外壁ラインではなく、
まず立面デザインありきで描き出した外壁ラインから、
平面図を調整していく。
ともすれば立面の犠牲になった平面を補って余るだけのデザインのインパクトが無ければ、
このプライオリティは許されるものじゃない。
そんなプレッシャーを感じながら、
期待した結果を得られた。

仕上がりの良さから工事、監理ともずいぶんご苦労された跡が伝わる。
これだけの高額物件ともなれば当たり前ではあるけれど。