建築デザインの“賞味期限”

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■分譲マンションデザインと賃貸マンションデザイン
“外リノ“をデザインする“インターデザイン“は他に、新築分譲マンションの“デザイン監修”業務も行っています。一言でマンションの外観デザインといっても、分譲マンションと賃貸マンションそれぞれ、デザインの根底になる考え方があり、“個性的”“前衛的”“保守的”“普遍的”“機能的”“流行的”などさまざまな要素を構築する作業は同じですが、デザイン自体の“消費サイクル“が両者で異なりが生じるとぼくたちは考えています。

■目的に見合ったデザイン
まず分譲マンションは事業主の手を離れた後、居住者の共有資産となります。資産は継続的に価値の目減りを最小限にとどめ、居住者の人生を最大限豊かに担保する目的を必要とします。そのためのデザインは30年後も一定の鮮度を保ち経年変化すらも味わいとなるように考慮します。つまり“賞味期限”が長いデザインを根本とするわけです。一方賃貸マンションは一義的には所有者の事業手段であり、事業である以上収益性を高める費用対効果の高いデザインを追求し、同時に集客性のある“トレンド”も要素に取り入れる都合が生じます。そういう意味で後者は“賞味期限より鮮度を優先した”建築デザインという発想になってきます。

■それぞれの優れた部分
先日インターデザインがデザイン監修した分譲マンションを、事業主のご厚意で見学させていただきました。前述の視点で見ると“賞味期限”のなが〜い建築デザインがうまく表現できているという感想でした。また概ね竣工時完売を達成しているので、とりあえずは胸をなでおろすことが出来たという感じです。同行したスタッフは“外リノ”“新築分譲マンション”双方のデザイン担当をしています。それぞれの特性を使い分け、優れた部分をとり入れたデザインが出来る。インターデザインの最大の強みですね。  小寺